海外ジャーナルクラブ
2年前

Kurlanderらは、 米国の地域医療システムを対象として薬局ベースの多面的な介入がプロトンポンプ阻害薬 (PPI) の過剰使用を減らすかどうかについて検討。 その結果、 PPI使用の減少との関連が示された。 本研究はBMJにおいて発表された。
多面的介入の研究はたくさんありますが、 一般化する (どこでも誰でも同じ介入ができる) ことが難しいです。 本研究は介入内容が明確に記載されていて、 どこでも同じような介入が可能である点が魅力です。
本研究の目的は、PPIの過剰使用を減らすための大規模で多面的な薬局ベースの介入が、 処方パターンや医療の利用、 臨床転帰に及ぼす影響について検討することであった。
6ヵ月間にPPIの処方箋を使用した患者の割合
変化率 -7.3% (95%CI -7.6~-7.0%)
変化率 -11.3% (95%CI -12.0~-10.5%)
変化率-5.72% (95%CI -6.08~-5.36%)
著者らは 「薬局ベースの多面的な介入は、 全体的にはPPI使用の減少と関連していた。 胃粘膜保護が適切な患者でも関連はみられたものの、 臨床的利益と害のいずれについても最小限のエビデンスしか示さなかった」 と述べている。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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