HOKUTO編集部
22日前
日本ベーリンガーインゲルハイムは2月18日、 経口HER2特異的チロシンキナーゼ阻害薬ゾンゲルチニブについて、 「HER2遺伝子変異陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん」 を効能・効果として、 日本国内における製造販売承認申請を行った旨を発表した。
本申請は、 HER2遺伝子変異陽性の切除不能または転移性の固形腫瘍患者を対象に、 単剤療法としてのゾンゲルチニブを評価した第Ⅰb相非盲検試験Beamion LUNG-1の最新データなどに基づくもの。 本試験結果は、 2024年12月に開催された欧州臨床腫瘍学会アジア大会 (ESMO Asia 2024) において発表された。
なお、 ゾンゲルチニブは、 2024年12月に厚生労働省より 「HER2遺伝子変異陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん」 を対象として希少疾病用医薬品の指定を受けている。
治療歴のあるHER2変異陽性進行NSCLC患者を対象として、 ゾンゲルチニブの安全性および有効性を評価した第Ⅰb相試験Beamion LUNG-1のコホート1において、 ゾンゲルチニブ 120mg1日1回群 (75例) では以下の結果が示された。
安全性プロファイルは管理可能であった。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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