HOKUTO編集部
1ヶ月前
2024年1月31日、 局所進行性または転移性尿路上皮癌 (la/mUC) に対する1次治療を適応とし、 抗Nectin-4標的抗体薬物複合体 (ADC) エンホルツマブ ベドチンと抗PD-1抗体ペムブロリズマブの併用が国内で承認申請されました。 本稿では注目の関連コンテンツをまとめてお届けいたします。
商品名:パドセブ®点滴静注用
抗Nectin-4標的抗体薬物複合体 (ADC)
ペイロード、 モノクローナル抗体、 リンカーの3つの部分で成り立っている。 ペイロードは、 がん細胞を破壊するための弾頭であり、 抗癌剤である。 モノクローナル抗体は... 続きはコンテンツを御覧ください
前治療歴のない局所進行または転移性の尿路上皮癌 (la/mUC) 患者を対象に、 抗Nectin-4標的抗体薬物複合体エンホルツマブ ベドチン (EV) とペムブロリズマブ (Pem) の併用療法の有効性および安全性について、 従来の化学療法を対照として比較検討した第Ⅲ相ランダム化比較試験EV-302/KEYNOTE-A39の結果から、 無増悪生存期間 (PFS) と全生存期間 (OS) の有意な改善が示された。
未治療尿路上皮癌に対するエンホルツマブ ベドチン+ペムブロリズマブが著効
Powlesらは、 未治療の局所進行または転移性尿路上皮癌患者を対象に、 抗Nectin-4抗体微小管阻害薬複合体エンホルツマブ ベドチンとペムブロリズマブの併用療法の有効性と安全性を第Ⅲ相国際共同非盲検無作為化比較試験EV-302で検討。 その結果から、 無増悪生存期間 (PFS) と全生存期間 (OS) の有意な改善が示された。
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編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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