医療の最前線から
1ヶ月前

世界の注目総説論文を紹介する 「医療の最前線から」。 今回は、 2026年のAnnual Review of Medicine誌に掲載された 「末梢動脈疾患 (PAD) 」 に関する総説を取り上げます。 PADは米国で1,000万人を超える成人が罹患する動脈硬化性疾患であり、 心筋梗塞・脳卒中の強力な予測因子でありながら過小診断されています。 本総説では、 疫学とリスク因子、 ABIを軸とした診断、 運動療法から血行再建までの治療、 そして切断をめぐる格差までが体系的に整理されています。
❶PADは「心筋梗塞・脳卒中」の強力な予測因子
❷糖尿病はPAD発症リスクを「2~4倍」に上げる
❸喫煙はPADリスクを「3~4倍」に高める
❹女性は「非典型・無症候」が多い
❺古典的間欠性跛行を呈する患者は「10~30%」
❻「CLTI」は2週以上の安静時痛・非治癒創・壊疽
❼高リスク無症候例は「ABI」スクリーニング考慮
❽安静時ABIの感度は「69%」特異度は83~99%
❾糖尿病・CKDは「TBI」がABIの代替
❿間欠性跛行は「監督下運動療法」が有効
⓫「抗血栓薬・高強度スタチン」を全例で考慮
原著論文で詳細を確認する

-【学会】末梢動脈疾患ガイドライン2025版 「主な改訂ポイントは?」
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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