海外ジャーナルクラブ
3日前

Oserらは、 インスリン非使用の2型糖尿病成人患者への持続血糖モニタリング (CGM) の有益性について、 26週間の無作為化比較試験 (CONNECT) で通常ケアと比較した。 その結果、 26週時のHbA1cはCGM群で8.8%から7.2%、 通常ケア群で8.7%から8.0%となり、 CGM群で有意に大きく低下した。 また、 測定血糖値が70~180mg/dLの範囲内にあった時間の割合もCGM群で高まった。 試験結果はNEJM誌に発表された。
食習慣、 運動、 服薬アドヒアランスの変化に関するリアルタイムかつ客観的なデータがなく、 CGM群で血糖管理が改善した要因を特定できていない点はlimitationです。
持続血糖モニタリング (CGM) は、 1型糖尿病やインスリン治療中の2型糖尿病で有益性が示されているが、 インスリンを使用していない2型糖尿病での位置付けは確立していない。
米国のプライマリケア施設22施設で実施された26週間の無作為化比較試験である。 インスリンを使用していない2型糖尿病の成人を、 次の2群に割り付けた。
主要評価項目は26週時のHbA1cである。 副次評価項目では、 CGMで測定した血糖値の指標を評価した。
26週時HbA1cは、 CGM群で通常ケア群に比べ有意に低下した。
HbA1c (平均±SD)
調整後群間差 -0.9%㌽ (95%CI -1.1~-0.6%㌽)、 p<0.001
CGMでの測定血糖値が70~180mg/dLの範囲にあった時間の割合は、 CGM群で通常ケア群より21%㌽高かった (95%CI 16~26%㌽、 p<0.001)。
血糖値が54mg/dL未満の時間の割合の群間差は-0.17%㌽ (95%CI -0.27~-0.11%㌽) で、 非劣性が示された (p<0.001)。 70mg/dL未満の時間の割合の群間差は-0.20%㌽ (95%CI -0.43~-0.09%㌽) で、 非劣性 (p<0.001) に加え優越性 (p=0.004) も示された。 重症低血糖は報告されなかった。
著者らは、 「インスリン非使用の2型糖尿病成人では、 CGM使用により通常ケアに比べてHbA1cがより大きく低下し、 高血糖リスクも低下した」 と報告している。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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