【JAMA Oncol】オシメルチニブ、 EGFR uncommon変異NSCLCに有効か
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海外ジャーナルクラブ

6ヶ月前

【JAMA Oncol】オシメルチニブ、 EGFR uncommon変異NSCLCに有効か

【JAMA Oncol】オシメルチニブ、 EGFR uncommon変異NSCLCに有効か
大熊氏らは、 エクソン20挿入変異以外のEGFR uncommon変異を有する未治療進行非小細胞肺癌 (NSCLC) 患者を対象に、 第三世代EGFRチロシンキナーゼ阻害薬 (TKI) オシメルチニブの有効性について、 第II相多施設共同単群試験UNICORNで検討した。 その結果、 オシメルチニブは良好な抗腫瘍効果を示した。 本研究はJAMA Oncolにおいて発表された。 

📘原著論文

First-Line Osimertinib for Previously Untreated Patients With NSCLC and Uncommon EGFR Mutations

👨‍⚕HOKUTO監修医コメント

第Ⅱ相試験として当たり前ですが、 しっかりとサンプルサイズを40と設定してその人数が解析されています。 しかも高い治療効果が認められています。

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【JAMA Oncol】オシメルチニブ、 EGFR uncommon変異NSCLCに有効か

背景

エクソン20挿入変異以外のEGFR uncommon変異を有するNSCLCはまれなサブグループであり、 EGFR uncommon変異陽性の未治療NSCLC患者におけるオシメルチニブの有効性は明らかにされていなかった。

研究デザイン

対象

エクソン20挿入変異以外のEGFR uncommon変異を有する未治療NSCLC患者

介入

オシメルチニブ80mgを1日1回投与

主要評価項目

奏効率

RECISTv1.1に基づく中央審査による

副次評価項目

  • 病勢コントロール率 (DCR)
  • 無増悪生存期間 (PFS)
  • 治療成功期間 (TTF)
  • 全生存期間(OS)
  • 奏効期間 (DoR)
  • 安全性

研究結果

有効性評価

主要評価項目

奏効率 : 55.0%

90%CI 40.9-68.5%

副次評価項目

  • DCR : 90.0%
95%CI 76.3-97.2%
  • PFS中央値 : 8.2ヵ月
95%CI 5.6-11.0ヵ月
  • OS中央値 : NR
95%CI 11.0-NR
  • TTF中央値 : 9.5ヵ月
95%CI 5.6-30.3ヵ月
  • DoR中央値 : 20.7ヵ月
95%CI 9.5ヵ月-NR

安全性評価

Grade3~4の有害事象の発現を27.5%に認め、 12.5%が間質性肺疾患を発症した。 治療関連死亡は認められなかった。

結論

オシメルチニブは、 エクソン20挿入変異以外のEGFR uncommon変異を有する未治療進行NSCLC患者に対して良好な抗腫瘍効果を示し、 有望な治療選択肢である可能性が示された。

こちらの記事の監修医師
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HOKUTO編集部
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編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

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