海外ジャーナルクラブ
7ヶ月前

Raposeiras-Roubinらは、 経カテーテル的大動脈弁置換術 (TAVI) 施行後の大動脈弁狭窄症患者に対するSGLT2阻害薬ダパグリフロジンの有効性を無作為化比較試験で検討した。 その結果、 主要評価項目 (全死因死亡または心不全悪化による入院・緊急受診の複合転帰) は、ダパグリフロジン群では91例 (15.0%)であり、 標準治療群の124例 (20.1%) に比べて有意に低率であった (HR 0.72、 95%CI 0.55~0.95、 p=0.02)。
事前に計画された中間解析で最終的なイベント率が25%未満と予測されたため、 データ・安全性監視委員会がサンプルサイズを約20% (約200人) 増やし計1,220例とするよう勧告したようです。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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