海外ジャーナルクラブ
1ヶ月前
Dialloらは、 侵襲性髄膜炎菌感染症の予防を目的としたNmCV-5 (血清群A、 C、 W、 Y、 Xを対象とする5価髄膜炎菌結合型ワクチン) の免疫原性および安全性を検討すべく、 マリ共和国で第III相無作為化比較試験を実施した。 その結果、 9ヵ月時点および15ヵ月時点で定期予防接種と同時に接種したNmCV-5は、 全血清群 (A、 C、 W、 Y、 X) において既承認の4価ワクチンMenACWY-TTに対する非劣性が示され (例 : 血清型Xでは差 2.3%、 95%CI 0.3-4.7)、 ワクチン接種に起因する重篤な有害事象も認められなかった。
単施設での結果ですが、 Implicationsには 「NmCV-5 should be introduced in sub-Saharan Africa」 と強く記載されています。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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