海外ジャーナルクラブ
1ヶ月前
Wangらは、 スウェーデン首都圏在住で子宮頸癌検査の対象となる30~64歳の女性39万5,725名を対象に、 ヒトパピローマウイルス (HPV) 検査と細胞診が長期的な子宮頸癌リスクに及ぼす影響を無作為化比較試験で検討した。 8年間の追跡の結果、 HPV検査を受けるよう呼びかけられた女性は潤性子宮頸癌リスクが17%低く (HR 0.83、 95%CI 0.70~0.98)、 HPV検査に参加した女性は、 浸潤性子宮頸癌リスクが28%低い (HR 0.72、 95%CI 0.54~0.95)など、 HPV検査の方が細胞診より浸潤性子宮頸癌の予防に優れていることが分かった。
ランダム化における不均衡がlimitationであり、 HPV検査を受けるように呼び掛けられた女性が細胞診を受けるように呼び掛けられた女性より15%多かったようです。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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