海外ジャーナルクラブ
7ヶ月前

Chandlerらは、 血友病A患者に対する血液凝固第Ⅷ因子製剤オクトコグ アルファ*の実臨床での有効性を、 米国血栓止血ネットワーク (ATHN) データセットを用いて後ろ向きに解析した。 その結果、 2010年1月1日~20年10月31日にオクトコグ アルファによる治療を受け、 出血率データが得られた血友病A患者270例における平均年間出血率 (ABR) は0.59 (標準偏差 2.22) と低く、 12ヵ月超の治療を受けた患者の70%超で出血が認められなかった。 2022年4月30日をデータカットオフとした2回目の解析 (対象患者 354例) では、 他治療からオクトコグ アルファへ切り替えたサブグループでもABRは低値を示し、 このなかには代表性が低い青年期の患者22例 (平均ABR 0.83)、 抗血液凝固第IXa/X因子ヒト化二重特異性抗体エミシズマブの治療歴がある患者17例 (平均ABR 0.17) が含まれていた。
本解析はリアルワールドデータ (RWD) に基づくため、 自己申告や医師の入力に起因するバイアス、 出血イベントの過少報告、 データ入力のばらつき、 サブグループにおける症例数の限界、 ならびに選択バイアスがlimitatonとなります。
血友病A・B、 半減期延長型への切り替えで出血率抑制かつ投与負担軽減
12歳未満の重症血友病Aにもエフアネソクトコグ アルファは有用
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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