海外ジャーナルクラブ
2年前
Limketkaiらは、 炎症性腸疾患 (IBD) の寛解導入または維持を目的とした固形食による食事療法の効果を系統的レビューとメタ解析で検討。 その結果、 エビデンスとしての確実性は「非常に低い」か「低い」ものの、 クローン病 (CD) における寛解導入および維持に部分経腸栄養 (PEN) が有益である可能性が示唆された。 本研究は、 Clin Gastroenterol Hepatol誌において発表された。
やはりエビデンスの確実性が非常に低い、か低いであることに重きを置かざるを得ません。 RCTでは逆の結果に出ても何らおかしくない状況ですので、 極端な食事制限などではなく中庸を維持していくことが実臨床では重要かと思います。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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