医療の最前線から
4日前

世界の注目総説論文を紹介する 「医療の最前線から」。 今回は、 2026年のNEJMに掲載された 「重症成人の栄養療法」 に関する総説を取り上げます。 近年の大規模ランダム化比較試験は、 経腸栄養の優先や急性期のエネルギー・蛋白質投与量、 モニタリングなど長年の慣行に見直しを迫っています。 本総説では 「less is more」 の考え方に基づく最新の実践的知見が整理されていますので、 ぜひご一読ください。
❶重症患者の第1週は骨格筋量が「1日約2%」減
❷ICU入室24~36時間以内「早期経腸栄養」推奨
❸EN困難なら「早期短期静脈栄養」も選択肢
❹急性期早期フルドーズ栄養は避け「制限投与」を
❺急性期早期は「10~20mL/時」の少量経腸栄養
❻「高用量昇圧薬下」早期フルドーズENで害が示唆
❼「高用量蛋白質(≧2.2g/kg/日)」で転帰改善なし
❽高用量蛋白質は「AKI合併例」で有害の可能性
❾蛋白質は初週に「1.3g/kg/日」へ緩徐増量
❿リフィーディング高リスク例は「チアミン補充+緩徐増量」
⓫高血糖は「180mg/dL未満」を目標に管理
⓬胃残留量の日常的モニタリングは「非推奨」
⓭高リスク消化管所見は「経腸栄養を即時中止」
原著論文で詳細を確認する
Nutrition Therapy in Critically Ill Adults. N Engl J Med. 2026 Jul 9;395(2):162-174.

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編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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