海外ジャーナルクラブ
25日前
Champsiらは、 経口抗凝固療法の開始を判断する指標である 「CHA2DS2-VAScスコア」 を用いた心房細動 (AF) に伴う血栓塞栓症の予測能について、 コホート研究で調査した。 その結果、 性別を無視したCHA2DS2-VAスコアのほうが、 性別*を含めたCHA2DS2-VAScに比べ、 血栓塞栓症の予測において優れていることが明らかにされた (受信者動作特性の曲線下面積 0.651 vs 0.639、 p<0.001)。
観察研究から導かれる性別と転帰との関連は、 直接な遺伝子の違いの要素よりも間接的な社会的要素を反映していることが多いです、 性別を治療アプローチに考慮することは合理的とは言えません。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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