【Ann Rheum Dis】関節リウマチへのJAK阻害薬とアダリムマブ投与、 VTEリスクに有意差なし
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2年前

【Ann Rheum Dis】関節リウマチへのJAK阻害薬とアダリムマブ投与、 VTEリスクに有意差なし

【Ann Rheum Dis】関節リウマチへのJAK阻害薬とアダリムマブ投与、 VTEリスクに有意差なし
Hoisnardらは、 フランスの国民健康データシステムに登録された関節リウマチ患者を対象に、 JAK阻害薬とアダリムマブを新規投与した患者の主要有害事象 (MACE) と静脈血栓塞栓症イベント (VTE) のリスクを全国規模の人口ベースコホート研究で評価。 その結果、 MACEとVTEのリスクに有意差はなかった。 本研究はAnn Rheum Dis誌において発表された。

📘原著論文

Risk of major adverse cardiovascular and venous thromboembolism events in patients with rheumatoid arthritis exposed to JAK inhibitors versus adalimumab: a nationwide cohort study. Ann Rheum Dis. 2022 Oct 5;annrheumdis-2022-222824.PMID: 36198438

👨‍⚕️HOKUTO監修医コメント

本研究結果からはJAK阻害薬とアダリムマブの投与は安心してできそうです。

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研究デザイン

対象:JAK阻害薬またはアダリムマブの初回調剤を受けた関節リウマチ患者。

  • JAK阻害薬群:8,481例
  • アダリムマブ群:7,354例
主要評価項目:MACEまたはVTEの発生

研究結果

追跡期間中のMACEの発生リスクに有意差なし

  • JAK阻害薬群:54例
  • アダリムマブ群:35例
HRw:1.0、 95%CI 0.7-1.5、 P=0.99

追跡期間中のVTEの発生リスクに有意差なし

  • JAK阻害薬群:75例
  • アダリムマブ群:32例
HRw:1.1、 95%CI 0.7-1.6、 P=0.63
検出力が不十分であったが、 65歳以上で少なくとも1つの心血管系危険因子を有する患者においても、 結果は同じであった。

結論

心血管疾患の高リスク患者を含む、 JAK阻害薬とアダリムマブの投与を開始した患者において、 MACEおよびVTEリスクは安心して投与できる結果であった。

こちらの記事の監修医師
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HOKUTO編集部
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編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

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