海外ジャーナルクラブ
23日前
HEALEY ALS Platform試験のWriting Committeeは、 米国の筋萎縮性側索硬化症 (ALS) 患者を対象に、 金ナノ結晶の経口懸濁液であるCNM-Au8の病勢進行に対する効果を、 第Ⅱ/Ⅲ相多施設共同無作為化二重盲検プラットフォーム試験 (HEALEY ALS Platform試験) で検討した。 その結果、 CNM-Au8は、 ALSFRS-R*により測定されたベースラインから24週時までの病勢進行比 (DRR) において、 プラセボ群と有意差を示さず (DRR 0.97 [95%CI 0.783-1.175]、 DRR<1の事後確率 0.65)、 進行抑制効果が認められなかった。
プラセボ効果も一定数ある集団であり、ALSに対する治療薬はなかなかpositiveな結果が得られていないのが現状です。
🔢 ALSFRS-R
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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