海外ジャーナルクラブ
2ヶ月前

Tolaneyらは、 未治療で切除不能なPD-L1陽性局所進行・転移性トリプルネガティブ乳癌患者443例を対象に、 抗TROP-2抗体薬物複合体サシツズマブ ゴビテカン (SG) +抗PD-1抗体ペムブロリズマブ (Pem) 併用療法の有効性と安全性を、 化学療法+Pemを対照として国際第Ⅲ相試験ASCENT-04で評価した。 その結果、 主要評価項目である無増悪生存期間 (PFS) 中央値は、 SG併用群 (221例) が11.2ヵ月 (95%CI 9.3-16.7ヵ月) であり、 対照群 (222例) の7.8ヵ月 (同7.3-9.3ヵ月) と比べて有意な延長を示した (HR 0.65 [95%CI 0.51-0.84]、 p<0.001)。 Grade3以上の有害事象 (AE) はそれぞれ71%、 70%、 治療中止に至るAEは12%、 31%に発現した。 全生存期間 (OS) データはimmatureであった。
化学療法+ペムブロリズマブ治療を中止した患者の多くが、 ASCENT試験でOS改善が示されたサシツズマブ ゴビテカンへのアクセスを有していたことも、 本試験の結果に影響を与えた可能性があります。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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