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24日前

Rajkumarらは、 妊娠高血圧腎症ハイリスク妊婦を対象に、 高血圧専門外来で対面受診する通常ケア群とスマートフォンアプリを利用した遠隔血圧モニタリング群で、 胎児・母体アウトカムおよび医療利用への影響を比較した。 その結果、 周産期複合有害事象 (周産期死亡、 高度新生児医療48時間超、 在胎不当過小児) に有意差は認められなかった。 また、 遠隔血圧モニタリング群では入院リスクが半減し (HR 0.54)、 外来受診回数も減少したが、 降圧薬調剤回数は増加した。 試験結果はAm J Obstet Gynecol誌に発表された。
通常診療群の約40%が妊娠中に自己血圧測定を行っており、 介入効果が希釈された可能性があります。
妊娠高血圧腎症ハイリスク妊婦では血圧モニタリングが推奨されるが、 頻回な外来受診は負担となる。 遠隔血圧モニタリングが安全性を損なわず医療利用を改善できるかは不明であるため、 本研究では、 その胎児・母体アウトカムおよび医療利用への影響を評価した。
本研究は、 オーストラリアで実施した非盲検・非劣性・多施設共同・無作為化比較試験であり、 妊娠高血圧腎症ハイリスク妊婦を通常ケア群と遠隔モニタリング群に割り付けた。
通常ケア群では、 高血圧専門外来での対面受診を行った。 遠隔モニタリング群では、 患者自身で測定した血圧データをスマートフォンアプリで送信し、 専門医による確認を受けた。
主要評価項目は、 周産期複合有害事象 (周産期死亡、 高度新生児医療48時間超、 在胎不当過小児 [胎児体重が10パーセンタイル未満]) とした。
最終解析には270例が含まれた (遠隔モニタリング群 : 132例、 通常ケア群 : 138例)。
主要評価項目に差は認められず (HR 1.0、 95%CI 0.57-1.76、 p=0.99)、 二次的な胎児および母体アウトカムにも差は認められなかった。
遠隔モニタリング群では通常ケア群と比較して、 妊娠中の総受診回数および予定外来受診回数が少なく、 入院の可能性も低かったが、 降圧薬の調剤回数は多かった。
総受診回数中央値 (四分位範囲)
p<0.01
予定外来受診回数中央値 (四分位範囲)
p<0.01
全原因による入院
HR 0.54 (95%CI 0.30-0.97、 p=0.04)
高血圧による入院
HR 0.41 (95%CI 0.19-0.88、 p=0.02)
患者1人当たり降圧薬調剤回数
p<0.01
著者らは、 「遠隔モニタリングでは、 通常ケアと比較して胎児・母体の有害アウトカムは増加させず、 外来受診回数と入院率は低下したが、 降圧薬調剤回数は増加した」 と報告している。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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