【BE BOLD】PsA初の直接比較、 ビメキズマブがリサンキズマブに優越性
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HOKUTO編集部

8日前

【BE BOLD】PsA初の直接比較、 ビメキズマブがリサンキズマブに優越性

【BE BOLD】PsA初の直接比較、 ビメキズマブがリサンキズマブに優越性
活動性乾癬性関節炎 (PsA) 患者において、 IL-17A/F阻害薬ビメキズマブ (BKZ) とIL-23阻害薬リサンキズマブ (RZB) の有効性および安全性を直接比較した第Ⅲb相二重盲検無作為化比較試験BE BOLDの16週・24週の結果から、 BKZは16週時点のACR50達成率においてRZBに対する非劣性および優越性を示した。 英・University of GlasgowのIain B. McInnes氏が発表した。 

背景

PsAで初のIL-17A/F阻害薬とIL-23阻害薬の直接比較

BKZはIL-17AおよびIL-17Fを選択的に阻害する薬剤であり、 RZBはIL-23阻害薬である。 いずれもPsAに対して有効性および忍容性が示されているが、 両薬剤を直接比較したHead-to-Head試験はこれまでなかった。

試験の概要

BKZとRZBを直接比較

対象は、 圧痛関節数および腫脹関節数が各3以上の活動性PsA患者で、 生物学的疾患修飾性抗リウマチ薬 (bDMARD) 未治療、 またはTNF阻害薬1剤で効果不十分もしくは不耐であった患者である。 553例を以下の2群に1 : 1で無作為に割り付けた。

  • BKZ群 : 277例
BKZ 160mgを4週毎に投与。 中等症~重症では、 BKZ 320mgを4週毎に16週まで投与後、 8週毎に投与。
  • RZB群 : 276例
RZB 150mgをベースライン、 4週、 その後12週毎に投与。

主要評価項目は、 16週時点のACR50達成率におけるBKZのRZBに対する非劣性および優越性だった。

試験の結果

16週時ACR50、 BKZが優越性を示す

16週時点のACR50達成率は、 BKZ群が49.1%であり、 RZB群の38.0%に比べ、 有意に高かった (p=0.0058)。 これにより、 BKZはRZBに対して非劣性に加え、 優越性を示した。

ACR50達成率は4週時点でBKZ群19.9%、 RZB群7.2%と、 投与早期からBKZ群で名目上有意に高かった (nominal p<0.0001)。 24週時点でも54.9%、 43.8%と、 BKZ群で高い傾向は維持された。

16週時点の最小疾患活動性 (MDA) 達成率はBKZ群43.3%、 RZB群39.9%であり、 有意な差はなかった (p=0.3921)。 24週時点ではBKZ群49.1%、 RZB群42.4%で、 BKZ群で高い傾向を示した。

皮膚症状を含む複合評価も、 BKZが良好

ベースライン時に体表面積 (BSA) 3%超の皮膚病変を有する患者におけるACR50+PASI100達成率は、 16週時点でBKZ群33.5%、 RZB群24.4% (nominal p=0.0800) で、 24週時点ではそれぞれ39.2%、 34.1%だった。

PASI100達成率は、 12週時点までBKZ群でRZB群を上回り、 16週時点ではBKZ群53.4%、 RZB群46.6%、 24週時点では59.7%、 59.1%と同程度であった。

安全性は両群で概ね同等

24週時点までの有害事象 (TEAE) はBKZ群58.1%、 RZB群55.3%に認められ、 重篤なTEAEはそれぞれ1.8%、 3.3%、 TEAEによる治療中止は1.4%、 1.1%だった。

BKZ群でカンジダ感染が発現したが、 いずれも軽度または中等度であり、 重篤例、 全身性例、 治療中止に至った例はなかった。 安全性プロファイルは両群で概ね同等であり、 新たな安全性シグナルは認められなかった。

結論

BKZはPsA初の直接比較で優越性を達成

McInnes氏は 「本試験は、 PsAにおいて関節症状を主要評価項目としたHead-to-Head試験で優越性を示した初めての試験であり、 PsA治療における治療選択および今後の診療推奨を検討するうえで重要な知見となる可能性がある」 と報告した。

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編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

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