海外ジャーナルクラブ
23日前

Gossecらは、 ビメキズマブの乾癬性関節炎 (PsA) への3年間の有効性・安全性について、 bDMARD未治療患者を対象としたBE OPTIMAL試験と、 TNFα阻害薬に効果不十分/不耐容な (TNFi-IR) 患者を対象としたBE COMPLETE試験の完了者を、 非盲検延長試験 (BE VITAL) に組み入れて検証した。 その結果、 有害事象発現率には1年時点から変化はなかった。 有効性も、 ACR50達成率はbDMARD未治療患者で1年時56.1%から3年時53.2%、 TNFi-IR患者では50.4%から55.2%と維持され、 他の指標でも同様に維持された。 試験結果はRheumatology誌に発表された。
長期フォローでは脱落例が増加し、 欠測値補完の影響が大きくなります。 治療中止例は非レスポンダーとして扱うmNRI法により一部補正されていますが、 長期試験に特有の生存バイアスは完全には排除できません。
ビメキズマブは、 IL-17AおよびIL-17Fを選択的に阻害するモノクローナルIgG1抗体であり、 乾癬性関節炎 (PsA) 患者における忍容性および臨床的有効性が示されている。 本報告では、 ビメキズマブの安全性・有効性について、 3年時点までのデータを示す。
BE OPTIMAL試験 (対象 : bDMARD未治療患者) およびBE COMPLETE試験 (対象 : TNFα阻害薬に効果不十分または不耐容[TNFi-IR]患者) にて、 PsA患者にビメキズマブ160mgを4週毎に皮下投与した。
各試験の完了者を非盲検延長試験 (BE VITAL) に登録し、 3年時点までのデータを解析した。
BE OPTIMAL・BE COMPLETE試験で無作為化された患者のうち、 bDMARD未治療患者299例 (76.7%)、 うちTNFi-IR患者224例 (74.8%) が3年間の追跡を完了した。
3年時点のビメキズマブによる有害事象の発現率は1年時点から変化はなく、 新たな安全性シグナルは認められなかった。
有害事象発現率 (曝露調整発現率/100患者年)
(95%CI 152.7-176.3)
(95%CI 79.1-98.9)
有効性評価項目の奏効率は3年まで維持された。
ACR50達成率 (1年時→3年時)
腫脹関節数の消失達成率 (1年時→3年時)
PASI 100 (1年時→3年時)
著者らは、 「ビメキズマブは、 bDMARD未治療およびTNFi-IRのPsA患者において、 3年時点まで高い有効性と忍容性の持続を示し、 長期治療に適した選択肢であることが支持された」 と報告している。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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