海外ジャーナルクラブ
10ヶ月前

Zandbergらは、 進行性皮膚有棘細胞癌 (cSCC) 患者*57例を対象に、 抗PD-L1抗体アベルマブ**+抗EGFR抗体セツキシマブ***併用とアベルマブ**単剤の有効性および安全性を第Ⅱ相無作為化比較試験Alliance A091802で評価した。 その結果、 無増悪生存期間 (PFS) 中央値はアベルマブ+セツキシマブ群が11.1ヵ月 (95%CI 7.6ヵ月-NR) で、 アベルマブ単剤群の3.0ヵ月 (95%CI 2.7-13.6ヵ月) と比べて有意に延長し (HR 0.48 [95%CI 0.23-0.97]、 p=0.018)、 確定奏効率 (confirmed ORR) はそれぞれ27.6%、 21.4%であった。 Grade3以上の治療関連有害事象はアベルマブ+セツキシマブ群で48.3% (主なものとして発疹、 インフュージョンリアクション各20.7%)、 アベルマブ単剤群で21.5%に認められた。
症例数が57例と少なく結果の確定力に限界があるが、 進行性cSCCにおける初の前向き無作為化試験としての意義は大きいと文献に記載があります。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。