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172日前

【Lancet】5歳未満児、 死亡の2.0%がRSウイルスに起因することが判明

5歳未満児における呼吸器合胞体ウイルス (RSV) の疾病負荷を、 データベースをもとに系統的に解析した. 結果、 0~60カ月児の死亡の2.0%、 生後28日~6カ月児の死亡の3.6%がRSVに起因するものであることが明らかになった. 本研究はLancet誌において発表された.

背景

RSVは、 幼児における急性下気道感染症の最も一般的な原因である. 2015年には0~60カ月児にRSV関連急性下気道感染症が33~100万件発生し、 合計11万8,200人が死亡したと推定されている.

研究デザイン

MEDLINE、 Embase、 Global Health、 CINAHL、 Web of Science、 LILACS、 OpenGrey、 CNKI、 Wanfang、 ChongqingVIPなどに発表された論文からデータを入手し、 一般化線形混合効果モデル (GLMM) を適用することで、 2019年のRSV関連急性下気道感染症の発症、 入院、 院内死亡を世界と地域で推定した.

研究結果

  • 合計481研究を対象とした.
  • 世界の0~60カ月児のRSV関連急性下気道感染症の発症は3,300万件、 入院が360万件、 院内死亡が2万6,300件, RSV関連全死亡が10万1,400件あると推察された.
  • 0~6カ月児では、 発症が60万件、 入院が140万件、 院内死亡が1万3,300件, RSV関連全死亡が4万5,700件と推定された.
  • 0~60カ月児の死亡の2.0%、 生後28日~6カ月児の死亡の3.6%がRSVに起因するものであった.
  • すべての年齢帯でRSVに関連する急性下気道感染症発症の95%以上とRSVに起因する死亡の97%以上が低・中所得国で発生した.

原著

Li Y、 et al. Global、 regional、 and national disease burden estimates of acute lower respiratory infections due to respiratory syncytial virus in children younger than 5 years in 2019: a systematic analysis. Lancet. 2022 May 28;399(10340):2047-2064. PMID: 35598608

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HOKUTO編集部
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編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

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