海外ジャーナルクラブ
6ヶ月前

金沢大学大学院腎臓・リウマチ膠原病内科学の大島恵氏らの研究グループは、 第Ⅲ相無作為化比較試験CREDENCE試験の事後解析およびSGLT2阻害薬を投与している慢性腎臓病 (CKD) 患者を対象とした3件のプラセボ対照試験のメタ解析により、 CKD患者においてSGLT2阻害薬が入院リスクに及ぼす影響を検討した。 CREDENCE試験において、 SGLT2阻害薬カナグリフロジンはプラセボと比べて初回入院リスクを12%低下 (HR 0.88 [95%CI 0.80-0.98]、 p=0.02)、 初回・再入院リスクを14%低下させた (HR 0.86 [95%CI 0.76-0.96]、 p=0.007)。 また、 上記メタ解析において、 SGLT2阻害薬はプラセボと比べて初回・再入院リスクを15%低下させ (HR 0.85 [95%CI 0.78-0.95]、 p<0.001)、 糖尿病やアルブミン尿の有無、 ベースラインの腎機能に関わらず一貫した効果を示した (すべての交互作用のp>0.50)。 SGLT2阻害薬による治療は、 CKD患者において1,000人年あたり36件 (95%CI 13-56件) の非計画入院を予防すると推定された。
最初の文章 「原因を問わない予期せぬ入院 (非計画入院) は、 患者、 介護者、 臨床医、 そして医療システムにとって重要なアウトカムである」 は非常にインパクトのある表現です。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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