寄稿ライター
14日前

医局ウォッチャーこと、 コアライ ミナトです。 今回のテーマは 「医局に一度も入ったことない医師ってどんな人?」 です。
医師のキャリアは多様化し、 医局に入らない医師も珍しくなくなったと言われています。 そうはいっても、 僕自身は 「意外とそういう人と出会わないな」 と感じています。
ましてやその割合や傾向、 本音などを知る機会は全くありませんでした。
今回はそのあたりを深掘りしていきます。
2025年6~7月、 HOKUUTO医師会員にアンケートを実施し、 医師5996人から有効回答を得ました (初期研修医は除外)。
まずは3択で以下を尋ねました。
アンケート結果について、 まずは年齢から分析します。

【グラフ1】は過去の連載でも紹介しました。
医局に一度も入ったことがない人の割合は、 30、 40代で約15%、 50代以降が6%程度。 40代を境に倍増しており、 これは初期臨床研修制度の開始が原因かと思われます。
20代は27%と、 非常に高いです。 これは 「若手の急激な医局離れ」 と捉えるべきなのか、 「今後一定数が入局する」 のか、 解釈が難しいところです。
次は科別にみていきましょう。
医局に所属したことがない人数÷その科の全数で集計しました【グラフ2】。

という傾向がありそうです。
この順位はある意味、 (低い順に) 医局のパワーランキング (科内=身内の医師に対してのパワー) のようにもみえて、 おもしろいですね。 科によって、 かなりの差がありそうです。
次に、 医局をどのように捉えているかを測るため、 「あなたの診療科で一人前 (スキルや資格など) になるために、 医局に所属する必要度を5段階でお答え下さい」 と尋ねました。 以選択肢は以下の5つです。

やはり医局所属歴のない医師のほうが点数が低く、 「結局、 医局所属の必要はなかった」 と感じる傾向にはあるようです。
ただ必要性を感じる人も一定数いるようで、
という点は興味深いです。
医局に所属したことがない医師の傾向や本音について、 分析してみました。
個人的に非常に興味深く、 学生や若手医師の進路相談にも役立つ記事になったと思います。
さて今回は以上です。

>>著者が運営するブログはコチラ : 「勤務医のマーチ」

編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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