HOKUTO編集部
29日前
International myeloma working group immunotherapy committee recommendation on sequencing immunotherapy for treatment of multiple myeloma
多発性骨髄腫 (MM) における治療選択肢は近年大きく変化しており、 B細胞成熟抗原 (BCMA) を標的とした治療法が次々と承認されている。 日本でもCAR-T細胞療法のイデカブタゲン ビクルユーセル (Ide-cel)、 シルタカブタゲン オートルユーセル (Cilta-cel) と、 二重特異性T細胞エンゲージャー (TCE) のエルラナタマブが使用可能である。 しかし、 これらを逐次使用した場合の有効性がどの程度維持されるのかは臨床上の重要な課題である。 本記事では、 BCMA標的免疫療法後にT細胞を活性化する治療を使用した際の治療成績をまとめた国際骨髄腫ワーキンググループ (IMWG) の報告をもとに、 最適な治療順序の考え方について考察する。
BCMAを標的としたCAR-T療法 (日本ではIde-celとCilta-cel) 施行後に、 再びT細胞を活性化する治療 (TCEや他のCAR-T療法) を使用した場合の治療成績を以下に示す。
次に、 BCMA標的TCE (日本ではエルラナタマブ) 後のT細胞誘導療法を使用した場合の治療成績を以下に示す。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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