日本がん･生殖医療学会は10月30日､ ｢乳癌患者の妊娠･出産のためのタモキシフェン内服中断､  そして最終投与からの望ましい避妊期間についてのステートメント｣ を発出した｡

ステートメント発出の背景

最終投与後の推奨避妊期間､ 添文改訂で3ヵ月から9ヵ月に改訂された

厚労省が2023年2月に発出した ｢医薬品の投与に関連する避妊の必要性に関するガイダンス｣ において､ タモキシフェン最終投与からの望ましい避妊期間は発生毒性だけでなく遺伝毒性も考慮すべきと示されたことに基づき､ 同年5月に同薬の添付文書において同薬最終投与からの望ましい避妊期間が3ヵ月から9ヵ月へ改訂されている｡

これを受けて日本がん･生殖医療学会は､ 避妊期間の大幅延長に関する医学的根拠の検討を行い､ 今回のステートメントを発出することとなった｡

ステートメントのポイント

中断後の自然妊娠/採卵では9ヵ月を推奨､ 遺伝毒性が回避される場合は3ヵ月も許容

同学会は､ 主に以下の3点を提示している｡

＞＞ステートメントの詳細を確認する

乳癌患者の妊娠･出産のためのタモキシフェン内服中断､ そして最終投与からの望ましい避妊期間についてのステートメント

※日本がん･生殖医療学会の公式サイトに遷移します

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出典

医薬品の投与に関連する避妊の必要性に関するガイダンス

厚生労働省ホームページ (2024年11月14日閲覧)