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HOKUTO編集部

125日前

「4C mortalityスコア」 新型コロナウイルス感染症の重症度予測スコアを新たに追加しました!

医学計算ツールにCOVID-19予後予測スコアのひとつである「4C mortalityスコア」 を追加しました。 ユーザーからご要望のあった計算ツールを随時追加いたします。 今後もHOKUTOをよろしくお願いいたします。


4C mortalityスコアとは

  • COVID-19入院患者を対象に英国で開発された予後予測スコア²⁾.
  • 年齢、 性別、 併存疾患の数、 呼吸数、 経皮的動脈血酸素飽和度(SpO₂)、 意識障害(GCS)、 尿素、 C反応性蛋白(CRP) から予測致死率を算出¹⁾.

エビデンス

  • イングランド、スコットランド、 ウェールズの260の病院に入院した陽性検査を受けたCOVID-19患者に基づく前向き観察コホート研究から導き出された¹⁾.
  • 低リスク 0~3点:院内死亡率1.2~1.7%
  • 中リスク 4~8点:院内死亡率9.1~9.9%
  • 高リスク 9~14点:院内死亡率31.4~34.9%
  • 超高リスク ≧15点:院内死亡率 61.5-66.2%

使用上の注意²⁾

  • 高血圧や、 心筋梗塞の既往、 脳卒中などは併存疾患に含まれていない¹⁾.
  • 入院基準として開発されたものではないことに留意²⁾.
  • 外部検証(validation)が不十分である.
  • 原著論文に日本人は含まれておらず、人種差の可能性がある.
  • 2020年に報告された予後予測スコアであり、2022年1月現在のオミクロン株流行時点での解釈には注意を要する.

参考文献

  1. Risk stratification of patients admitted to hospital with covid-19 using the ISARIC WHO Clinical Characterisation Protocol: development and validation of the 4C Mortality Score. BMJ. 2020 Nov 13;371:m4334. doi: 10.1136/bmj.m4334. Erratum for: BMJ. 2020 Sep 9;370:m3339. PMID: 33187971
  2. 新型コロナウイルス感染症 COVID-19 診療の手引き 第6版


最終更新:2022年2月19日
監修医師:聖路加国際病院救急部 清水真人


こちらの記事の監修医師
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聖路加国際病院 救急部 清水真人先生
聖路加国際病院
救急部 清水真人先生

2013年慶應義塾大学医学部を卒業。初期臨床研修修了後、2015年聖路加国際病院救急部入局。就任間もなく聖路加ベストティーチャー賞を連続受賞。救急・集中治療、 医学教育を専門とする他、Webツールの医療現場での利用に精通し、 複数の雑誌で連載を行う。

聖路加国際病院 救急部 清水真人先生
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救急部 清水真人先生

2013年慶應義塾大学医学部を卒業。初期臨床研修修了後、2015年聖路加国際病院救急部入局。就任間もなく聖路加ベストティーチャー賞を連続受賞。救急・集中治療、 医学教育を専門とする他、Webツールの医療現場での利用に精通し、 複数の雑誌で連載を行う。

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