海外ジャーナルクラブ
4ヶ月前

McLaughlinらは、 診断1年以内で2剤または3剤併用の基礎治療を受けている肺動脈性肺高血圧症 (PAH) 患者*320例を対象に、 アクチビンシグナル伝達阻害薬ソタテルセプト追加投与**の有効性および安全性を第Ⅲ相二重盲検プラセボ対照無作為化比較試験HYPERIONで評価した。 その結果、 追跡期間中央値13.2ヵ月において主要評価項目である臨床的悪化***の発生率はソタテルセプト群が10.6%であり、 プラセボ群の36.9%と比べて有意に低減した (HR 0.24 [95%CI 0.14-0.41]、 p<0.001)。 PAHによる運動負荷試験の成績悪化はソタテルセプト群で5.0%、 プラセボ群で28.8%、 PAH悪化による計画外入院はそれぞれ1.9%、 8.8%、 全死因死亡は7例 (4.4%)、 6例 (3.8%) で発生した。 ソタテルセプト群における主な有害事象は鼻出血 (31.9%)、 毛細血管拡張症 (26.2%) であった。
試験の早期終了により、 追跡期間と症例数が不足し、 長期安全性・有効性の評価が限定的となっている点がlimitationです。
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海外ジャーナル
PAH治療薬ソタテルセプトの長期追跡結果 (SOTERIA試験)
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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