インタビュー
4ヶ月前

「手技をたくさん経験したい」 「自分の興味に合わせて学びたい」 ――。 野崎徳洲会病院 (大阪府) には、 そんな研修医のやる気に、 とことん応えてくれる環境があるといいます。
今回は、 臨床研修センター長の中川秀光先生と、 初期研修医 (1年次) の明石大知先生に、 研修の特徴や魅力について伺いました。
――研修の特徴を教えてください。
中川先生
「研修医の希望に合わせて研修内容を柔軟に調整できます。 例えば、 内科研修の期間には、 循環器内科やICUでの研修を組み込むことが可能です。 外科研修では、 最初の1ヵ月が消化器外科と決まっていますが、 残りの2ヵ月は心臓血管外科、 泌尿器科、 整形外科、 脳神経外科、 呼吸器外科などから自由に選べます」
「2年次後半には自由選択期間もあり、 専攻医研修に向けて準備をしたり、 志望科を重点的に回ったりすることもできます。 幅広く学ぶもよし、 志望科に集中するもよし。 自分のペースでキャリアの土台を築けるのが大きな魅力です」

――労働環境や働きやすさについて教えてください。
中川先生
「医師の仕事は多忙で不規則になりがちです。 だからこそ当直明けは原則帰宅、 週1日は休みを確保してもらっています。 健康あってこその研修ですから」
「ローテーションは業務量に配慮して調整し、 結婚や出産などライフスタイルの変化にも柔軟に対応できる体制を整えています」
――手技のチャンスが多いそうですが、 実際はどうですか?
明石先生
「研修を始めて2ヵ月ほどですが、 すでにかなり多くの手技が経験できています。 上級医の先生から『こういう手技があるけど、 やってみる?』と声をかけてもらうことが多いです。 しかも、 つきっきりでアドバイスをもらえるので、 安心して取り組めています」

――研修医の成長について、 どのように感じますか?
中川先生
「最初は救急の現場でオドオドしていた研修医も、 半年もすれば堂々とした姿で対応できるようになります。 見ていてうれしくなるくらいです」
「上級医と研修医の関係性も非常に良く、 厳しく叱るような雰囲気はありません。 安心して学び、 挑戦できる環境があることが、 成長の早さにつながっていると考えます」
明石先生
「まだ回っていない科の先生から『おもしろい症例があったよ』と声をかけてもらうことも。 診療の背景や治療の流れまで丁寧に教えてもらえるのはありがたいです」
――他職種との関係性について教えてください。
中川先生
「当院に来て驚いたのは、 コメディカルとの関係性の良さです。 ここまでチームとして一体感のある現場は珍しく『もっと早くこの病院で働きたかった』と思ったほどです」
明石先生
「この病院で最初に驚いたのは、 すれ違う人全員が挨拶をしてくれることでした。 病棟を回っていると看護師さんが優しく声をかけてくれたり、 困っていると手を貸してくれたりと、 みなさんの温かさに感動しています」

――医学生に向けて、 メッセージをお願いします。
中川先生
「『やりたい』という気持ちに全力で応えられる病院です。 診療科の垣根なく、 皆が研修医の成長を願って関わってくれます。 病院全体で育てる姿勢が根付いているのが、 何よりの魅力だと思います」
明石先生
「とにかく手技をたくさん経験できます。 指導もとても丁寧なので、 不安なくチャレンジできます。 やる気がある人にとっては、 これ以上ないくらい恵まれた環境です」



▶野崎徳洲会病院 ホームページ
▶同病院 初期臨床研修医募集ページ ホームページ
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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