海外ジャーナルクラブ
11ヶ月前

Huangらは、 主管動脈閉塞による急性期脳梗塞患者を対象に、 血管内再灌流療法後の血栓溶解薬tenecteplase動脈内投与の有効性と安全性を無作為化比較試験POST-TNKで検討した。 その結果、 90日時点でmodified Rankin Scaleスコア0~1点を達成した患者の割合はtenecteplase群 (269例) が49.1%、 対照群 (270例) が44.1%となり (調整リスク比1.15、 95%CI 0.97~1.36、 p=0.11)、 両群で有意差は認められなった。
mRS 0~1ではテネクテプラーゼ群が49.1%、 対照群が44.1% (P = 0.11) ですが,mRS 0-2ではテネクテプラーゼ群が61.4%、 対照群が58.9%で差がなくなる方向です。
【JAMA】急性期脳梗塞、 血栓除去後のウロキナーゼ動脈内投与は有効か?
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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