海外ジャーナルクラブ
17日前

le Rouxらは、 糖尿病を有さない肥満成人を対象に、 グルカゴン受容体/GLP-1受容体二重作動薬survodutideをプラセボと比較する第Ⅲ相二重盲検試験 (SYNCHRONIZE-1) を実施した。 その結果、 76週時の体重変化率はsurvodutide 3.6mg群で-12.2%、 6.0mg群で-13.0%であり、 プラセボ群 (-5.4%) に比べて大きな体重減少をもたらした。 試験結果はNEJM誌に発表された。
相当数の参加者が試験治療を中止しており、 これが治療レジメン推定値 (treatment-regimen estimand) と有効性推定値 (efficacy estimand) の結果の差異を生じさせた主な要因であった可能性があります。
GLP-1受容体作動活性を有する薬剤は肥満症管理に大きなベネフィットをもたらしたが、 さらなる治療選択肢が求められている。
グルカゴン受容体/GLP-1受容体二重作動薬survodutideは第Ⅱ相試験で大幅な体重減少を示した。
BMI≥30、 または≥27かつ糖尿病を除く肥満関連合併症を1つ以上有する成人725例を対象に第Ⅲ相二重盲検試験を実施した。
患者は生活習慣指導に加え、 以下の3群に1:1:1で無作為化された。
主要評価項目は76週時の体重変化率と、 5%以上の減量達成割合とした。
76週時、 survodutideはプラセボと比較して大きな体重減少をもたらした。
76週時の体重変化率
5%以上減量達成割合
p<0.001 (プラセボとの全比較)
最も多い有害事象は消化器症状 (多くは軽度~中等度) であり、 3.6mg群で80.9%、 6.0mg群で89.7%、 プラセボ群で47.9%であった。 死亡例は報告されなかった。
著者らは、 「survodutideはプラセボと比較して、 糖尿病を有さない肥満症成人で有意に大きな体重減少をもたらした」と報告している。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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