HOKUTO通信
11ヶ月前
医師も病院も多い東京は、 他の都道府県より年収が高い感覚があります。 今回、 都内の23区、 市町村別の平均年収ランキングを紹介します。
まずは都道府県別の年収をみていきます。 総務省統計局の 「2019年全国家計構造調査」 によると、 夫婦・単身などを合わせた総世帯の平均年間収入は以下の表のようになりました。
東京は1位の630万円でした。
次に、 東京23区と市町村をみていきます。 先ほどと調査手法が異なりますが、 総務省が2023年3月に公表した 「課税標準額段階別令和4年度分所得割額等に関する調 (合計) 」 を基に、 HOKUTO編集部が算出しました。
調査手法が異なるため、 以下の点にご留意下さい。
23区の平均年収は以下の表です。 特別区民税の課税対象所得を、 所得割の納税義務者数で割って計算しています。
次に市町村別です。 こちらは、 市町村民税の課税対象所得を所得割の納税義務者数で割って算出しています。
1~3位が平均年収1000万円を超えました。 港区は納得の結果でしょうか。 赤坂や麻布、 六本木、 白金台などの高級住宅街が並びます。 千代田区の一番町~六番町を合わせた 「番町」 と呼ばれるエリアは、 日本で最初に生まれた高級住宅街とされています。
渋谷区は恵比寿や代官山などの住宅地があり、 IT企業の本社が多く集まる地域でもあります。 目黒区や文京区は緑豊かで学校や大学が多いため、 教育水準が高く、 富裕層が住む条件が整っています。
一方、 都心から離れた足立区などの地域では、 土地や住宅の価格が比較的低く、 都心よりも平均年収が低くなっています。
1位の武蔵野市は、 「住みたい街ランキング」 (大東建託) <東京都版> の上位常連で、 2023年も港区に次ぐ2位でした。 商業施設や文化施設、 教育機関など、 あらゆる施設がバランスよく集まり、 吉祥寺駅から新宿駅まで電車で約15分と都心への交通の便もいいです。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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