HOKUTO編集部
1年前
局所進行性または転移性尿路上皮癌患者において、 2週毎にドキソルビシン (ADM) 、 シスプラチン (CDDP) 、 メトトレキサート (MTX) 、 ビンブラスチン (VLB) の投与を行うddMVAC療法の効果を、 4週毎投与の古典的MVAC群を対照に検証した第Ⅲ相比較試験EORTC30924の結果より、 全生存期間 (OS) は差は認められないが、 無増悪生存期間 (PFS) と奏効率 (ORR) に対する有効性が示された。
▼解析結果
局所進行性または転移性尿路上皮癌患者
263例を以下の2群に1:1で割り付けた。
HR 0.80 (95%CI 0.60-1.06)、 p=0.122
HR 0.75 (95%CI 0.58-0.98)、 p=0.037
HR 0.79 (95%CI 0.59-1.06)、 p=0.114
p=0.06
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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