聖路加国際病院 救急部
2年前
・ 腹痛 (ほぼ全例 / 臍周囲→右下腹部へ移動)
・ 食思不振
・ 嘔気・嘔吐
・ 消化不良
・ 腹部の張り (鼓腸)
・ 下痢症
・ 全身倦怠感
・ 微熱(≦38.3°C)
※なお直腸診の有用性は低い²⁾
上前腸骨棘から臍までの直線上で、上前腸骨棘から4~5cmの部位の圧痛³⁾
腹壁を強く圧迫し、 左下腹部を圧迫すると右下腹部の痛みが増強する徴候
左側臥位にして、受動的な右股関節の伸展で右下腹部の痛みが増強する徴候
屈曲した右股関節の内旋で右下腹部の痛みが増強する徴候
ただし、 これらの身体所見のみで虫垂炎の診断を確定することはできない点に注意を。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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