MDアンダーソンがんセンター感染症科 松尾貴公
2年前
Trial of Vancomycin and Cefazolin as Surgical Prophylaxis in Arthroplasty


S. epidermidisの術前保菌が26%も存在したにも関わらず、バンコマイシン併用群のSSIの発生率がプラセボ群と比較して有意差がなかったことには注目すべきです。
しかしながら、 本研究はMRSA保菌率の低い患者を対象としており (MRSA感染または保菌が既知の患者は除外)、 これらの患者へ本研究を適用することはできないことには注意が必要です。
本結果から、 人工関節置換術における感染予防として、 特に、 MRSA感染リスクが低い患者ではバンコマイシンの併用は必ずしも有効ではない可能性があることを示唆しています。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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