海外ジャーナルクラブ
9日前
Ashinaらは、 過去複数種類の予防的治療で効果が得られなかった片頭痛患者を対象に、 抗PACAP抗体Lu AG09222の予防効果および安全性について、 第Ⅱ相二重盲検プラセボ対照無作為化比較試験で検討した。 その結果、 1~4 週目における1ヵ月あたりの片頭痛の発症日数はベースラインから6.2日減少で、 プラセボ群の4.2日減少に比べて有意に短く(p=0.02)、 Lu AG09222の優越性が示された。
過去に予防治療で効果が得られなかった患者を対象にして、 片頭痛発現日数がプラセボと比較して2日間の差というのは少し弱い印象です。 第III相試験結果が待たれます。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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