寄稿ライター
18日前

「資産運用に関心はあるが、 時間がない」 という医師は少なくありません。 そんな多忙な医師におすすめなのが高配当株です。 新連載 「証券プロ解説!医師の投資入門」 第4回では、 高配当株投資のメリットや、 銘柄の選び方を解説します。
高配当株投資は、 以下の3つのメリットから医師の資産形成手段に適しています。
高配当株投資は、 配当金を受け取りながら資産形成を進める手法です。 頻繁な売買が不要なため、 多忙な医師でも取り組みやすい点が魅力です。 投資額を増やしていけば、 受け取る配当金の増加も期待できます。

受け取った配当金の使い道が自由であることも利点です。 生活費や趣味に使うことも、 再投資に回すこともできます。 再投資を続ければ、 配当金がさらに配当を生む好循環につながり、 効率的な資産形成を目指せます。
減配せず、 配当維持や増配を続ける方針を 「累進配当」 といいます。 こうした銘柄を選べば、 保有を続けるだけで配当金が増えていく可能性があります。 近年は、 累進配当を重視する企業も増えており、 銘柄選びのポイントになっています。
高配当株で安定した配当収入を得るには、 利回りの高さだけでなく、 「中長期的に安心して保有できるか」 を重視することが大切です。
まず注目したいのが、 成熟した大型株です。 資金力があり、 一時的に業績が悪化しても配当を維持しやすい企業が多いため、 減配リスクを抑えやすい傾向があります。 加えて、 累進配当を掲げる企業や、 長年にわたり増配を続けている企業も有力な選択肢です。

ただし、 配当利回りの高さだけで銘柄を選ぶのは危険です。 業績悪化による株価下落で、 一時的に利回りが高く見えているケースもあるためです。 こうした 「高配当の罠」 を避けるには、 配当利回りだけでなく、 業績や財務の健全性も含めて判断する必要があります。
ここからは、 中長期で保有しやすい大型高配当株を3銘柄紹介します。

三菱UFJ銀行を中核とする国内最大のメガバンクグループです。 株主還元に積極的で、 配当金の安定的・持続的な増加を基本とする累進的な配当方針を掲げています。 成熟企業ならではの安定した収益基盤が強みです。

国内通信大手として強固な顧客基盤を持ち、 安定収益を確保しやすい企業です。 累進配当は掲げていませんが、 2026年3月期まで24期連続で増配しています。 長期間にわたり株主への利益還元を続けてきた代表的な銘柄です。

日本を代表する総合商社です。 強固なビジネス基盤を背景に、 累進配当を導入しています。 「投資の神様」 といわれるウォーレン・バフェットが投資する企業としても知られています。 株主還元への意識が高く、 中長期で保有しやすい優良株の一つです。
高配当株投資は基本的に売買が不要なため、 多忙な医師に最適な投資手法です。 医師ならではの 「資金力」 を活かして投資額を増やしていけば、 不労所得を着実に積み上げていくことも可能です。


編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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