MDアンダーソンがんセンター感染症科 松尾貴公
3日前

MDアンダーソンがんセンター感染症科 松尾貴公先生による連載です。 今回は食事の際にナプキンを使う際のマナーです。
会食やレストランでの食事中、 マナーとして意外に教わることの少ないのが 「ナプキンの扱い方」 です。 結婚式やフォーマルな食事の場でも恥をかかないよう、 さっと実践できるポイントを押さえておきましょう。
座った瞬間、 すぐにナプキンを広げてしまうのはNGです。 料理を催促しているように見えてしまいます。
正しいタイミングは 「主催者や上司がナプキンを広げたあと」 か、 「飲み物や前菜が運ばれる直前」 です。 このどちらかを目安にしましょう。
基本は 「二つ折り」 で膝の上へ置きます。 折り目を手前にして、 内側だけを使うのが基本です。 口元を拭くときは、 折りたたんだ内側でさっと拭き取ります。 手を拭く際も同様です。 ナプキンの外側が汚れないように気を付けましょう。
なお、 ナプキンの代わりに自分のハンカチやティッシュを使うのはやめましょう。 「このナプキンは使えません」 という意思表示になってしまうとされています。
食事中に落としてしまったときは、 自分で拾わず、 店員さんにお願いしましょう。 なお、 ナプキンだけでなく、 フォークやスプーンを落としたときも同様です。
食事の途中で席を立つとき、 ナプキンはテーブルではなく椅子の上に置くのが基本です。 真ん中を軽く持って三角形にし、 椅子の上に置きましょう。 「食事はまだ続いていますよ」 というサインになります。
食事が終わったら、 ナプキンは軽くたたんで、 最後の皿の右上に置くのが理想です。 ただし、 あまりにきっちりたたむと 「料理に集中していなかったのかな?」 と見られることもあるとされるため、 ややラフにたたむと良いとされます。
ナプキンの使い方だけでも、 このように多くのマナーが存在します。 社会人になると、 フォーマルな場面で食事をする機会が増えてくると思います。 ぜひ皆さんも上記のナプキンの使い方をマスターして実践してみましょう。


レジデントのためのビジネススキル・マナー
本書では自分が失敗から学んできた社会人としての院内・院外で必要なマナーや、 医師としての心得、 自己成長を成し遂げていくために必要な仕事術を解説していきます。 特に若手医師の皆さんにこれらを少しでも早い段階で共有することにより、 医師としてのキャリアを成功させるためのお手伝いが少しでもできれば幸いです。
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編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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