海外ジャーナルクラブ
2ヶ月前

Duttaguptaらは、 非小細胞肺癌 (NSCLC) とメラノーマに対する糞便微生物叢移植 (FMT) と免疫チェックポイント阻害薬 (ICI) の併用について、 有用性・安全性を第Ⅱ相試験 (FMT-LUMINate) にて検証した。 その結果、 NSCLC (20例) では客観的奏効率 (ORR) 80%、 メラノーマ (20例) ではORR 75%と高い奏効率を示し、 主要評価項目を達成した。 安全性については、 グレード3以上の有害事象はメラノーマでのみ発生した (65%)。 また、 メタゲノム解析により、 奏効者ではFMT後に特徴的な腸内細菌叢に再構成されており、 特定菌種の消失が治療効果に関連している可能性が示された。
糞便微生物叢移植が複数の癌種および異なるICI併用レジメンにおいて、 免疫療法の効果を増強し得ることを前向きに示した初の臨床エビデンスです。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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