新薬承認情報
4ヶ月前
医薬品医療機器総合機構 (PMDA) は、 2025年3月に22種類の医薬品が厚生労働省から承認を受けたと発表した (うち新規有効成分7剤)。
コリンエステラーゼ阻害薬リバスチグミン (リバルエン®LAパッチ) は、 アセチルコリンエステラーゼおよびブチリルコリンエステラーゼを阻害し、 脳内のアセチルコリン濃度を高めることで、 軽度~中等度アルツハイマー型認知症における認知機能障害の進行を抑制する。 同薬は日本初の週2回製剤として承認され、 アドヒアランスや介護者の服薬管理負担軽減が期待される。
今回の承認は、 軽度および中等度のアルツハイマー型認知症を対象に、 1日1回貼付のリバスチグミン貼付剤を対照薬として、 リバスチグミン®LAパッチの非劣性を検証した国内第III相試験の結果に基づく。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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