海外ジャーナルクラブ
2ヶ月前

Kongらは、 乾癬治療での生物学的製剤、 光線療法、 ならびに光線療法後に生物学的製剤へ切り替えるステップ療法について、 有効性およびQOL改善、 費用対効果について、 2013~25年の公開データをもとにシミュレーションした。 その結果、 生物学的製剤は最大のPASI改善率と質調整生存年 (QALY) 増加を示したものの、 医療費は最も高額であった。 ステップ療法は同等のメリットをより低い医療費で提供し、 光線療法は支払者にとって最も費用対効果が高かった。 この結果から、 患者と支払者では治療選好に乖離がある可能性が示され、 治療アクセス向上と医療制度持続のために、 在宅光線療法の自己負担軽減など保険償還の見直しの必要性が示唆された。
導入量 (loading dose) や体重依存投与などのコスト、 感染症などの有害事象の違いが十分に考慮されていない点がlimitationとされています。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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