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5日前

Cheungらは、 子宮頸部上皮内腫瘍グレード2 (CIN2) と診断された女性を対象に、 即時治療 (6ヵ月以内の切除) と遅延治療 (経過観察または6ヵ月以降の切除/無治療) の効果を標的試験エミュレーションにて検討した。 その結果、 3年時点の浸潤性子宮頸癌リスクは即時治療で0.39%、 遅延治療で0.43%と、 即時治療による低下は示されなかった。 一方、 不要な切除となり得る確率は即時治療で高かった。 研究結果はAnn Intern Med誌に発表された。
介入が無作為に割り付けられておらず、 また、 がんの発生頻度が低かったことが本研究の限界です。
子宮頸部上皮内腫瘍グレード2 (CIN2) は子宮頸部前癌病変の中間的 (equivocal) な診断であり、 適切な管理については議論がある。
本研究では、 CIN2への即時治療 (6ヵ月以内) と遅延治療 (6ヵ月以降または無治療) の効果を推定することを目的とした。
米・Kaiser Permanente Northern Californiaの子宮頸部スクリーニングを受け、 2017~23年に初回生検でCIN2と診断された女性1万2,012例を対象とした観察研究である。
即時治療と遅延治療を比較する標的試験エミュレーションとして設計され、 ベースライン因子の調整には逆確率重み付け (IPW) を用いた。
評価項目は、 3年時点で本来不要であった可能性のある切除 (CIN2未満) の確率と、 3年時点のCIN3以上または浸潤性子宮頸癌のリスクとした。
即時治療は遅延治療に比べ、 3年時点で切除標本がCIN2未満となる確率が高く、 浸潤性子宮頸癌およびCIN3以上のリスクはいずれも同程度であった。
即時治療 vs 遅延治療 (3年時点)
著者らは「CIN2への即時治療は、 遅延治療と比べて3年時点の浸潤癌リスクを低下させなかった。 遅延治療は不要となりうる切除の一部を回避したが、 即時・遅延いずれの管理を受けた場合も浸潤癌リスクはあり監視を要した」と報告している。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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