海外ジャーナルクラブ
29日前

Stricklerらは、 化学療法抵抗性HER2陽性大腸癌へのHER2阻害薬ツカチニブ+トラスツズマブ併用療法の有効性と安全性を第Ⅱ相試験 (MOUNTAINEER) にて評価した。 その最終解析の結果、 追跡期間中央値32.4ヵ月において84例の客観的奏効率は39.3%、 奏効期間中央値は15.2ヵ月、 無増悪生存期間中央値は8.1ヵ月、 全生存期間中央値は23.9ヵ月であった。 HER2検査方法の違いによる差は認められず、 併存バイオマーカー変異との明確な関連性も認められなかった。 有害事象による治療中止は少数で治療関連死はなかったことから、 本治療は化学療法抵抗性HER2陽性大腸癌患者に有効かつ安全であることが示された。
登録時に中央判定が必須ではなかったため、 局所検査でHER2陽性と判断されたものの後の中央判定ではHER2陰性と分類された症例が含まれており、 治療効果の推定に一定のばらつきが生じた可能性があります。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。