海外ジャーナルクラブ
6日前
Xieらは、抗TNF薬投与後の炎症性中枢神経系 (CNS) 疾患のリスクを評価すべく、自己免疫疾患患者を対象とした観察研究のシステマティックレビューとメタ解析を実施した。 その結果、TNF阻害薬投与開始後に新たに発症した炎症性CNSイベントの発生率は、1万人年当たり2.0~13.4であった。従来の治療と比較すると、TNF阻害薬への曝露があると、いずれかの炎症性CNS疾患のリスクが36%高かった (RR 1.36、95%CI 1.01~1.84、I² 49%)。
主要アウトカムが脳梗塞の再発、 症候性頭蓋内出血、 分類不能の脳卒中、 全身性塞栓症の複合アウトカムになっていますが、 それぞれの各項目においても2群間の差はないようです。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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