海外ジャーナルクラブ
17日前
Isogaiらは、 心不全 (HF) 患者を対象に、 標準治療への補完薬としての五苓散投与によるHF再入院リスクの関連について、 DPCデータを用いたレトロスペクティブ研究で評価した。 その結果、 五苓散の併用は標準治療単独に比べ、 退院後1年以内の再入院発生率に有意差を示さなかった (HR 1.02、 95%CI 0.92-1.13)。 ただし腎疾患を有する患者では、 1年以内の再入院リスクの低下が認められた (HR 0.77、 同0.60-0.97)。
DPCデータのため心不全の程度や腎機能、 具体的には心エコーでのEF、 GFR、 BNPや死亡原因が不明です。
CPO 心拍出力 (cardiac power output)
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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