臨床試験データベース
3年前

早期乳癌患者の術後化学療法またはホルモン療法における、 複数の無作為化比較試験(RCT)の結果を評価したメタアナリシスの結果より、 15年死亡率を減少させる治療の存在が示された。
▼解析結果
タモキシフェン錠10mg
1日20mgを1~2回に経口投与
タモキシフェン錠20mg
1日20mgを1回に経口投与
早期乳癌患者
初回再発、 乳癌死亡率、 全死亡率、 再発以外の原因による死亡率、 再発前の他の2次原発癌の発生率
単剤化学療法レジメンは再発率を低下させ、 多剤化学療法レジメンは再発と乳癌による死亡率 (ひいては総死亡率) を低下させた。
単剤化学療法
多剤化学療法
化学療法はエストロゲン受容体(ER)発現の乏しい若年患者にも高齢患者にも有効であった。
ER陽性の患者では、 化学内分泌療法は内分泌療法単独よりも有意に優れていた。
卵巣切除または機能抑制は、 再発率 (p<0.00001) および乳癌死亡率 (p=0.004) に対して明確な効果を認めた。
1980年代に実施された試験の早期乳癌に対する術後療法のうちいくつかは、 5年再発率だけでなく15年乳癌死亡率も大幅に減少させた。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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