HOKUTO編集部
1年前
化学療法歴のない転移性の去勢抵抗性前立腺癌患者において、 アビラテロンの効果を、 プラセボを対照に検証した第Ⅲ相無作為化比較試験COU-AA-302の結果より、 画像上の無増悪生存期間 (rPFS) と全生存期間 (OS) に対する有効性が示された。
▼中間解析結果
▼追跡結果
化学療法歴のない転移性の去勢抵抗性前立腺癌患者
1,088例を以下の2群に1:1で割り付けた。
主要評価項目
副次評価項目
両群で同様であった。
HR 0.53 (95%CI 0.45-0.62)、 p<0.001
HR 0.81 (95%CI 0.70-0.93)
HR 0.72 (95%CI 0.61-0.85)、 p<0.0001
HR 0.58 (95%CI 0.49-0.69)、 p<0.001
HR 0.82 (95%CI 0.71-0.94)、 p<0.01
HR 0.49 (95%CI 0.42-0.57)、 p<0.001
HR 0.82 (95%CI 0.67-1.00)、 p<0.05
HR 0.78 (95%CI 0.66-0.92)、 p=0.003
治療関連AE (グレード3以上) の発現率
化学療法歴のない転移性の去勢抵抗性前立腺癌患者において、 アビラテロンはプラセボと比較し、 rPFSとOSを有意に延長させることが示された。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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