海外ジャーナルクラブ
2ヶ月前

Jeppssonらは、 急性冠症候群 (ACS) に対する冠動脈バイパス術 (CABG) 後の患者を対象に、 チカグレロル+アスピリン併用療法とアスピリン単独療法を比較した。 北欧の22施設にて2,201例を登録し1年間治療薬を投与した結果、 主要複合イベント (死亡、 心筋梗塞、 脳卒中、 再血行再建) 発生率は併用群で4.8%、 単独群で4.6%となり、 両群間で有意差は示されなかった (HR 1.06、 95%CI 0.72–1.56、 p=0.77)。 一方で、 総有害臨床イベントは併用群で9.1%、 単独群で6.4% (HR 1.45、 95%CI 1.07-1.97)、 大出血は併用群で4.9%、 単独群で2.0% (HR 2.50、 95%CI 1.52-4.11) と、 併用群で増加した。
複合アウトカム事象の発生率が予想外に低く、 小さな差を検出するための検出力が低下した可能性があります。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。