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13日前

AbuAlrobらは、 成人てんかん患者を対象に、 ラコサミド単剤療法とレベチラセタム単剤療法の骨折リスクを傾向スコアマッチングを用いた後ろ向きコホート研究で検討。 その結果、 5年間の追跡期間における複合骨折リスクはレベチラセタムと比べてラコサミドで有意に高かった。 研究結果はNeurology誌に発表された。
TriNetXを用いたretrospective cohort studyであり、 propensity score matchingを行っていても、 測定されていない因子による残余交絡を完全には除外できません。
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骨折リスクの大幅な上昇は、 てんかん患者が抱える課題の一つである。 一方で、 新規の抗てんかん薬の間で骨の安全性を比較したデータは少ない。 そこで、 本研究では成人てんかん患者におけるラコサミド単剤療法とレベチラセタム単剤療法の骨折リスクを比較した。
本研究は、 TriNetX Global Collaborative Networkを用いた後ろ向きコホート研究である。 対象は、 ラコサミド単剤療法またはレベチラセタム単剤療法を開始した成人てんかん患者で、 他の抗てんかん薬を併用している患者は除外した。1:1の傾向スコアマッチングを行い、両コホートにおける人口統計学的特性、 併存疾患、 併用薬を均衡化した。
マッチング後に残った解析対象は以下の2群である。
主要評価項目は複合骨折*とし、 5年間の追跡期間におけるHRをCox回帰により推定した。 処方回数6回以上を要件とし、 他の新規世代抗てんかん薬の使用例を除外した感度分析も実施した。
複合骨折は、 ラコサミド単剤群で574例 (2.86%)、 レベチラセタム単剤群で418例 (2.09%) に発生し、 ラコサミド単剤群ではレベチラセタム単剤群と比べて骨折リスクが有意に高かった (HR 1.27, 95%CI 1.11-1.44, p<0.001)。
前腕骨折 (HR 1.33, p=0.01)、 主要骨粗鬆症性骨折 (HR 1.21, p<0.001)、 新規骨粗鬆症 (HR 1.18, p<0.001) についても、 ラコサミド単剤群ではレベチラセタム単剤群と比べてリスクが高かった。
より厳格な単剤療法の定義と長期の曝露を条件とした感度分析でも、 効果の方向は保持された。
著者らは、 「ラコサミド単剤療法がレベチラセタム単剤療法と比べて骨折リスクの有意な上昇に関連していた。 この研究結果から、 骨脆弱性が高い患者における抗てんかん薬の選択に有益な情報が得られた」 と結論付けている。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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