医療の最前線から
3日前

世界の注目総説論文を紹介する 「医療の最前線から」。 今回は、 2026年9月のBMJ誌に掲載された 「低マグネシウム (Mg) 血症」 に関する総説を取り上げます。 本総説では、 プライマリ・ケアで偶発的に発見される無症候性の軽症例が増えている点を挙げ、 評価から管理までの手順を整理しています。 正式な国内外のガイドラインはなく、 治療閾値や補充法の記述は著者らの提案と専門家意見に基づいています。
❶ 血清Mgに標準基準範囲はなく低Mg血症の有病率は 「2~15%」
❷ 臨床徴候は血清Mg 「<0.4~0.5mmol/L」 で通常出現
❸ 治療抵抗性の 「低K・低Ca血症」 は血清Mg測定の契機
❹ プロトンポンプ阻害薬使用者の低Mg血症は 「19.4%」 に及ぶ
❺ 頻用薬では 「ループ・サイアザイド系利尿薬・ジゴキシン」 が原因
❻ 原因不明・再発例では 「2型糖尿病」 の検索を考慮
❼ 心電図は 「<0.5mmol/L・心血管や神経筋の症状・QT延長薬」 で実施
❽ 無症状でも 「<0.4mmol/L」 なら当日の緊急紹介
❾ 軽症無症候・下降傾向なしは 「食事指導と経過観察」 で可
❿ 経口補充は 「24mmol/日を分割」 で血清0.7~1.0mmol/Lを目標
原著論文で詳細を確認する

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【Ann Intern Med】低Na血症 総説 「何が分かる?」
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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