【ハイライト】米国泌尿器科学会 AUA 2025
著者

HOKUTO編集部

5日前

【ハイライト】米国泌尿器科学会 AUA 2025

【ハイライト】米国泌尿器科学会 AUA 2025
2025年4月26日~29日に米国・ラスベガスで開催された「米国泌尿器科学会 AUA 2025」における膀胱癌に関する注目演題ハイライト記事を掲載いたします。

筋層浸潤性膀胱癌 (MIBC)

【NIAGARA】MIBCへの術前・術後デュルバルマブで再発・死亡リスク31%低減

シスプラチン適格筋層浸潤性膀胱癌 (MIBC) への術前抗PD-L1抗体デュルバルマブ+化学療法およびデュルバルマブ術後投与の有効性について、術前化学療法単独を対照に検証した第Ⅲ相国際共同オープンラベル無作為化比較試験NIAGARAのDFS解析の結果、 術後の再発・死亡リスクが31%低減した。 米・Northwestern University Feinberg School of MedicineのJoshua J. Meeks氏が発表した。 (詳細をみる)

筋層非浸潤性膀胱癌 (NMIBC)

BCG不応例への膀胱内ゲムシタビン放出薬、 9ヵ月時のDFS率81%、OS率98%

BCG不応で乳頭状病変のみを有する高リスク筋層非浸潤性膀胱癌 (NMIBC) における、 膀胱内ゲムシタビン放出薬TAR-200の有効性および安全性を検証した第Ⅱb相試験SunRISe-1の中間解析結果より、 80%超の高いDFSが示された。 スペイン・Hospital Universitario 12 de OctubreのFélix Guerrero-Ramos氏が発表した。 (詳細をみる)

再発高悪性度例への膀胱全摘vs温存療法、 1年後の身体機能に差なし

再発高悪性度非筋層浸潤性膀胱癌 (NMIBC) に対する膀胱全摘除術 (RC) と膀胱温存療法 (BST) を比較評価した前向きコホート研究CISTOの結果より、再発から12ヵ月後の身体機能に差を認めず、 その他大多数の患者報告アウトカムにおいてRCで同等または良好だった。 米・University of Washington School of MedicineのJohn L. Gore氏が発表した。 (詳細をみる)

高リスク例へのsasanlimab+BCG導入・維持でEFS改善

BCG投与歴のない高リスクの筋層非浸潤性膀胱癌 (NMIBC) に対する抗PD-1抗体sasanlimab+BCG導入・維持併用療法の有効性および安全性について、 BCG導入・維持療法単独を対照に検証した第Ⅲ相無作為化比較試験CRESTの結果より、 EFSが有意に改善した。 米・Carolina Urologic Reaearch CenterのNeal Shore氏が発表した。 (詳細をみる)

ポストのGif画像
【ハイライト】米国泌尿器科学会 AUA 2025の全コンテンツは、医師会員限定でアプリからご利用いただけます*。
*一部のコンテンツは非医師会員もご利用いただけます
臨床支援アプリHOKUTOをダウンロードしてご覧ください。
今すぐ無料ダウンロード!
こちらの記事の監修医師
こちらの記事の監修医師
HOKUTO編集部
HOKUTO編集部

編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

HOKUTO編集部
HOKUTO編集部

編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

監修・協力医一覧
【ハイライト】米国泌尿器科学会 AUA 2025